あの、いつも明るく元気な生徒でいっぱいの武生高校というのに、この職員の暗さは何なんでしょう!?
いえ、ごめんなさい。事務員さんは元気ですヨ!
実はただ今(6月16・17日の土・日)、今年初めて設置される電気式冷房の電源工事のため、全校、停電中。皆さんの学校生活に支障が出ないよう、休日出勤され、明かりも灯らない中、黙々と仕事に勤しんでおられるのです。既に室内機の設置はすんでいるエアコン。いよいよ電気が供給されての試運転も、今年、こんなに暑くならなければ、期末テストの期間中、生徒の皆さんがいない時間帯をねらって行う予定だったそうです。こんなこと、学校側がわざわざ発表することはないけれど、耳ダンボの広報部。生徒の平穏な日常も、いく人もの方々の見えない気遣いに支えられているんだと思うと、感謝でいっぱいになります。
で、こちらが設置中の電源装置。専門用語で「キュービクル」と呼ぶんだそうです。(ついでですが、作業員の方の冷却ファン付の服もチェック!)
武高敷地内には、普通教棟近くと特別教棟近くに2基のキュービクルがあり、そのうち普通教棟近くの1基が、冷房設置に伴う電力消費大幅アップに備え一新されました。なんと、6600ボルトという高圧の電気を市中の送電線から受け取り、機器に応じて、100ボルトまたは200ボルトに変電して配電します。冷房用には200ボルト。この1基だけで、容量200000ワット相当。丹南地区の平均的な家庭(北電より聴取)約50世帯分の電気を供給でき、夏期は冷房が消費の大半を占めるそうです。
実は広報部長の私、巨大な建造物やパワーディバイスを見ると「萌え」る、ちょっと「マニア」。ここだけの話、疲れると、家族にも内緒で真名川ダムや北陸新幹線の工事現場を見に行き和んだりしています。
「ここに6600ボルトも流れるのか-!」と、想像に独り喜ぶ2日間でした。
電気式冷房設置には多額の費用がかかり、これまで、どこの高校のPTAでも頭を悩ませてきました。当校のPTAも学校側との協力のもと一致団結してスムーズな導入に尽力してきました。
その行程の概略は、7月17日発行の武高PTAだより次号にて。
生徒の皆さん、快適な環境の中、いっそう勉学に精を出してくださいネ!
※ エアコンの正常動作の最終確認は、今月末の、やはり休日に、名村PTA会長と副会長さん達が直々に行う予定です。