令和4年度 福井県立武生高等学校PTA会長方針

令和4年度 福井県立武生高等学校PTA会長方針


武生高校PTA会長
坂下 大輔

「新しい時代を生きる子どもたちのために」

2016年に「18歳選挙権」施行、2022年には民法改正により成人年齢が18歳に引き下げられ、高校の「新学習指導要領」が実施される今、子どもたちには自立し自ら学び自ら考える新しい時代を生きる力が求められています。

急速な デジタル技術の革新により失われていくこれまでの価値観、職種の変化にも対応していくためには「人間力」の向上が不可欠であると考えます。

しかしながら、新型コロナウィルス感染症の影響により、子どもたちは思い描くような学校生活を過ごすことができず、私たちPTAも活動を大きく制限されています。

2年間に及ぶ活動制限により、PTAの存在意義が今まさに問われているのではないでしょうか。PTAの各部会事業の実施・円滑な引継ぎや保護者同士、先生方との交流が十分に行えなかったために、次代に襷を繋ぐことが今までよりも難しくなっているように感じます。

コロナ禍は社会に新しい生活様式を生み出しました。オンラインを活用したテレワークやWeb会議などがその代表的なものだと思われます。どのような状況でも各部会事業を運営できる感染症対策を模索し、出来る限り事業を実施することで、保護者同士や先生方との交流の機会を増やし、親睦を深めていきたいと考えています。

また、PTAには学校での生活環境を充分に整え、子どもたちの成長を育む大きな役割があるのではないでしょうか。

例えば、子どもたちが自分の将来の具体的なイメージを持つことができ、夢の職業が実際の社会にどのように活かされているかを知ることにより、自主的に興味や関心を持って学べるようになる活動。様々な人との対話、未知の体験などにより自分の世界観、考えを広めることができる活動。など、「人間力」を高める一助となり、子どもたちの思い出に残る事業を行いたいと思います。

Withコロナ時代に私たちPTAはどのような活動を行っていくべきなのか。 新しい時代を生きる子どもたちのために何ができるのか。PTAも今の時代に 順応しながら成長していかなければならないと考えます。

私たち一人一人が熱い想いを持ち、共に悩み共に考え共に行動していきましょう。
皆様のご理解とご協力を宜しくお願い致します。