7月7日(金)~8日(土)富山で研究大会に参加してきました。
今回はわが武高の発表があるので16名の参加。前年度執行部を中心にプロジェクトチームを組んで一年前から準備を続けてきました。
まず全体会。富山県民会館は満席です。本校PTAの板倉前会長が役員功労で表彰されました。全国高P副会長のご挨拶。ご来賓は知事、市長とも代理挨拶でした。
圧巻だったのはアトラクション。南砺平高校郷土芸能部による民謡の発表です。「こきりこ」「五箇山追分」「麦屋節」の三曲。こぶしがきいた伸びやかな歌声。キレのある三味線の音。あでやかな着物姿の女子、凛々しい袴姿に刀を差した男子による一糸乱れぬ踊りは、ある意味高度なマスゲーム。さすが全国1位の実力です。全校生徒90人ほどの小規校ながら、スキー部も全国有数の強豪だそうです。
その後は4つの分科会に分かれました。本校は第2分科会「進路指導とPTA」。高校PTAとして進路指導にどのように協力、サポートをしていけるか、その課題について五校による発表と討議です。
(悪条件下で健気に発表する板倉前会長)
進路指導に協力するためのさまざまな取組みが紹介された中で、進路説明会で保護者のOB、つまり前年度の受験生の親に体験談を聴く機会を設けている学校がありました。受験生をどうサポートしたのか、また受験費用から引っ越し、家具や電化製品代など具体的に支払った金額にふれた内容に、現役保護者の関心が高かったそうです。
先生方がつくったと思われるデータでキレイにまとめた発表が多かったのに対し、わが武高はPTAによる100%手づくりの発表。武高の歴史、「学校へ行こう」のスローガンによるPTAによる万全の協力体制…周到に準備してきた発表も、用意された機器の不具合(リハーサルの調整時間ももらえなかった!)で、本来のポテンシャルの半分しか発揮できなかったのが残念でした。助言者の先生から「クリエイティブ!」との評価をいただき、わかる人にはわかっていただけた…と、一同溜飲を下げた次第でした。
富山大会を企画運営してくださった富山県高P連の皆さま、たいへんお世話になりました。
夕方の教育懇談会のあと、発表チームの慰労会を開きました。
校長先生とはじめてゆっくりお話しをしました。「武高にきてよかった!武高を出てよかった!と皆に思ってもらえる学校にしたい…どんどん工夫改善を重ねていきます!」子どもたちに対する愛情を強く感じました。こんな熱い情熱をもった高校の校長先生、はじめてです。PTAとしても、ますます応援しないと。
参加された皆さん、おつかれさまでした。