今年度のPTAは、なかなか思うように皆様のお役に立てず恐縮な中、旧年中は、全員協議会紙面開催へのご理解、学校祭取材に対する温かい応援のお言葉 等々、例年とかわらぬご支援・ご協力の程、誠にありがとうございました。
限定的ではありますが、新型コロナウイルスに関する知見が蓄積され、対策をとった上で、一部の活動ができるようになってまいりました。
思えば、第一波の時は、全てがやみくもに怖く、感染者が乗車した公共交通機関が、いつ、どこを運行したかまで克明に報道されるほどでした。今も油断は禁物ですが、あの頃と比べれば、注意するポイントを絞れる分、窮屈さが和らいだ感があります。
過日は、マナーアップ運動、秋の代議員会、教育研修会(講演視聴)、環境美化活動にて、久しぶりにお元気な会員の皆様にお目にかかることができ、感無量でした。教育研修会のアンケートでは、できることなら意見交流の機会が持ちたいとのお声を多くいただき、どんな時勢でも、人と人とのかかわり合いが大切なのだと再認識させられました。
このようなお声に背中を押されつつ、PTAとして何ができるか、模索を続けたく存じます。是非、皆様のご要望をお寄せいただき、また、お知恵を拝借いたしたく思います。
新年も、よろしくお願い申し上げます。
さて、3年生は、いよいよ受験本番!
コロナ禍のみならず、新テストの導入と、その内容の度重なる変更という幾重もの荒波に揉まれた当学年。私たち親の心配に取り乱すことなく、冷静に、たくましく、着々と勉学の遅れを取り戻していった若い適応力に、逆に学ばされました。健康を維持し、全力を出し切り、悔いのない受験ができるよう、願ってやみません。
あの長かった休校期間中にPTA広報部が撮った校庭の桜です。PTAとして十分なことはできずとも、武高生を見つめ続け閑散とした重い空気をも吹き飛ばすかのように花を咲かせる桜に思いを馳せ願いを託すことを、私たちは忘れません。
役員一同、皆様にとって幸多き年となりますよう、いつの日も、陰ながら祈念しております。
令和3年 元旦
武高PTA会長 谷 雅喜